肝臓にやさしい食事レシピ

7月の献立

7月の献立

7月の献立テーマ

MASHの食事
エネルギー:470kcal未満・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0㎎未満

メニュー

  • ヘルシーもずく丼
  • ヒラヤーチー
  • 手づくりゆし豆腐
  • レッドドラゴンフルーツとシークワーサーのソルベ

栄養素等摂取量

  • エネルギー:464kcal
  • たんぱく質:17.6g
  • 脂質:8.1g
  • 炭水化物:64.5g
  • 鉄:2.4mg
  • 食物繊維:5.9g
  • 食塩相当量:2.8g
  • 野菜等摂取量:83g

今月の献立のポイント

ヘルシーもずく丼

『もずく』と言えば、酢の物のイメージが強い食材ですが、沖縄ではもずくを肉や野菜の具材とともに炒め、ご飯の上に乗せた『もずく丼』は郷土料理として有名で、沖縄県の学校給食で定番のメニューとなっています。沖縄はのもずく『おきなわもずく』はシャキシャキとした食感ががあり、コシが強く、食べ応えも抜群です。今回はご飯のエネルギーを抑えるために、しらたきのみじん切りを精白米と一緒に炊き、嵩増ししています。また、もずくは脂身の少ないももの部位のひき肉と炒め、コーン・ピーマン・人参等、色とりどりの野菜と一緒に炒め合わせて、ヘルシーかつ見た目も鮮やかに仕上げました。

もずくは、食物繊維を豊富に含む海藻類で、おなかの調子を整える効果があります。また、肌の保湿を高めるビタミンやミネラルも多く含んでいるため、美容や健康に良い食材とされています。

 

ヒラヤーチー

『ヒラヤーチー』とは、沖縄の方言で『平たく焼く』という意味があり、そのまま料理名として使われるようになりました。薄力粉を卵とだし汁で溶いて、具材としてにらやツナ等を加えて、油をひいたフライパンで薄く焼きます。料理のイメージとしては、韓国料理のチヂミに近いと言えます。また、『ヒラヤーチー』は簡単に手軽に作れる家庭料理として、沖縄県ではおやつや軽食としても親しまれています。

 

手づくりゆし豆腐

『ゆし豆腐』は、大豆の濃度が高い豆乳ににがりを加えて、固まり始めのふわふわの状態の豆腐のことで、見た目はおぼろ豆腐に近いです。沖縄のゆし豆腐は手に入りにくいため、今回は手作りでチャレンジしました。大豆固形分10%以上の高濃度の豆乳を使用することで、豆腐が固まりやすくなり、かつ、あっさりとしたかつおだしのつゆに浮かべ、大豆本来の旨味をより強く感じることができます。

豆乳は、低脂質、かつ、たんぱく質を多く含む食材であることに加え、大豆由来のイソフラボンを多く含んでいるため、生活習慣病および骨粗しょう症予防だけでなく、肌の調子を整える効果もあります。

料理レシピ