肝臓にやさしい食事レシピ

2月の献立

2月の献立

2月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700kcal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0㎎未満(1食あたり)

メニュー

  • ゆず味噌の焼きおにぎり
  • 鯛のみぞれ鍋
  • スナップエンドウとはるさめの炒め煮
  • シャインマスカット

栄養素等摂取量

  • エネルギー:661kcal
  • たんぱく質:28.5g
  • 脂質:11.2g
  • 炭水化物:107.5g
  • 鉄:2.8g
  • 食物繊維:6.4g
  • 食塩相当量:2.8g
  • 野菜等摂取量: 約174g(きのこ含む)

今月の献立のポイント

○鯛のみぞれ鍋
大根は、年間を通して店頭に並ぶ野菜ですが、寒い冬真っ只中の今まさに、旬を迎えています。冬の大根は水分が多くてみずみずしく、甘さが格段に増しています。そのまま生でも美味しい大根ですが、今回はすりおろして、たっぷりと鍋に使いました。『みぞれ鍋』の料理名の由来は、おろした大根をたっぷりと鍋に入れて、その様相が『みぞれ』に似ていることからだそうです。鍋を食べる際には、薬味と一緒にポン酢等につけていただくことが多いですが、今回はだし汁に味をつけ、みぞれと一緒にそのまま召し上がっていただけるようにしました。鍋の具材の旨味とともに、大根の甘みも余すことなく、最後まで味わえる一品です。
大根にはビタミンやミネラル、食物繊維だけでなく、消化酵素も含まれており、消化を助ける働きがあると言われています。しかし、それらは熱に弱いことから、全ての具材に火が通った後、最後に大根おろしを加え、召し上がっていただくのがポイントです。大根に含まれる栄養が熱によって破壊されるのを抑え、見た目もきれいに仕上がります。

 

○スナップエンドウ
スナップエンドウはさやえんどうの一種で、アメリカで品種改良され、日本でも食べられるようになりました。スナップエンドウのさやは肉厚で軟らかいので、豆もさやも全て食べることができます。そして、豆の甘みと歯ごたえの良さが特徴で、鮮やかな緑色は食卓の彩りとしても使えます。さっと塩ゆでし、マヨネーズをつけるだけで、パリパリ、ポリポリと手が止まらない一品の出来上がりですが、今回はしょうがを効かせた炒め煮に使いました。硬めに湯がいたスナップエンドウを最後に加えるのが、緑色を損なわないためのポイントです。

料理レシピ

ゆず味噌の焼きおにぎり
鯛のみぞれ鍋
スナップエンドウとはるさめの炒め煮
シャインマスカット