今月の肝臓にやさしい食事レシピ

5月の献立

5月の献立

5月の献立テーマ

慢性肝炎の食事
エネルギー:600~700kcal・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0㎎未満(1食あたり)

メニュー

  • 海鮮あんかけ焼きそば
  • 中華風さばの包み揚げ
  • ピーマンともやしのピリ辛ナムル
  • マンゴー

栄養素等摂取量

  • エネルギー:681kcal
  • たんぱく質:30.5g
  • 脂質:20.6g
  • 炭水化物:89.2g
  • 鉄:2.6mg
  • 食物繊維:10.3g
  • 食塩相当量:2.7g
  • 野菜等摂取量:約151g(きのこを含む)

今月の献立のポイント

海鮮あんかけ焼きそば

『焼きそば』と言うと、ソース味を思い浮かべる方も多くいらっしゃると思いますが、今回は海鮮の旨みたっぷりのあんかけ風に仕上げました。やや太めの中華麺は、ごま油で焼き目をつけることで、もっちりとした食感の中に、カリッとしたアクセントになります。また、たんぱく質源として、豚肉・いか・えびを使用することにより、旨味が増すだけでなく、たんぱく質を十分に摂取することのできる、ボリューム満点で満足感の高い一品となっています。また、緑鮮やかな『青梗菜(チンゲン菜)』は中華料理に代表される野菜の一つです。強い抗酸化作用のあるβ-カロテンやビタミンCを多く含んでおり、加熱しても栄養素の損失が少ないため、加熱に適した食材とも言えます。

 

中華風さばの包み揚げ

さばは良質なたんぱく質源であり、血管に血栓ができることや動脈硬化を防ぐ働きのある『DHA(ドコサヘキサエン酸)』や『EPA(エイコサペンタエン酸)』などの必須脂肪酸を多く含んでいます。また、さばに含まれる『ビタミンD』や『ビタミンE』は脂溶性ビタミンであるため、調理の際には一緒に油を使うことにより、体内への吸収率をアップすることができます。

今回は、さばの下味として、『濃口しょうゆ・酒・おろししょうが』で青魚特有の生臭ささを消し、かつ、しっかりと味をつけて、餃子の皮で包み、油で揚げました。さっくりと香ばしく、そのままでも十分美味しく召し上がっていただけますが、レモンをギュッと絞ることで、爽やかな一品に様変わりです。さばを使った料理と言えば『塩焼き』『煮つけ』が定番ですが、たまには『包み揚げ』を食卓に並べてみてはいかがですか?

料理レシピ

海鮮あんかけ焼きそば
中華風さばの包み揚げ
ピーマンともやしのピリ辛ナムル
マンゴー

過去のレシピ