肝臓にやさしい食事レシピ

10月の献立

10月の献立

10月の献立テーマ

慢性肝炎
エネルギー:570~670kcal未満・食塩相当量:3.0g未満・鉄:3.0㎎未満 / 1食あたり

メニュー

  • パン
  • 鶏もも肉のポワレ
    ~トマトとバジルのヴィエルジュソース~
    付)れんこんのグリル~塩糀風味~&甘長とうがらし
  • 人参とズッキーニのマリネ
  • 栗のポタージュ
  • みかん

栄養素等摂取量

  • エネルギー:641kcal
  • たんぱく質:24.1g
  • 脂質:23.6g
  • 炭水化物:79.1g
  • 鉄:2.9mg
  • 食物繊維:10.2g
  • 食塩相当量:2.7g
  • 野菜摂取量:約155g

今月の献立のポイント

今月の献立は『熊本県産』『九州産』にこだわって、作成しました。

 

鶏もも肉のポワレ~トマトとバジルのヴィエルジュソース~

鶏肉のポワレは、フライパンで鶏肉の表面をカリッと香ばしく、中はふっくらと柔らかく仕上げるのがポイントです。鶏もも肉は皮と肉の間に脂肪が多く含まれており、鶏肉から出る脂で、香ばしく焼き上げるため、皮はパリッと、中はジューシーに仕上がります。そのため、調理油は少しの量で充分です。

ポワレに合わせるソースは、素材の味を引き立てるため、トマトとバジルの『凝縮された旨み』を活かしています。トマトをしっかりと加熱して、調味料を加えて、じっくりと煮詰め、最後にレモン汁を入れることにより、トマトの酸味が和らぎ、甘みと旨みがギュッと凝縮された、濃厚かつ深みのある味わいとなります。

付け合せとして、乱切りにしたれんこんを塩糀とおろしにんにくとで和えて、グリルしたものを添えました。塩糀とにんにくの香りが食欲をそそる、風味豊かな一品です。塩こうじは深い味わいがあるものの、食塩相当量を抑えることができるだけでなく、れんこん本来の本来の甘みと旨みを引き出してくれる、万能調味料です。

 

人参とズッキーニのマリネ

野菜はピーラーで薄く削ることで、マリネ液が短時間でしっかりと染み込み、味がよくなじみます。酢をたっぷり使うことで、さっぱりとした後味になり、洋風のメイン料理にぴったりの副菜に仕上がります。人参の鮮やかなオレンジ色とズッキーニの緑色が、食卓に彩りを添えてくれます。

 

栗のポタージュ

栗を使ったポタージュは、栗本来の優しい甘さを活かした一品です。玉ねぎをしっかりと炒め、コンソメをほんの少しだけ加えて、食塩量は敢えて抑えることにより、栗本来の風味と素材の甘さが際立ち、優しい味わいに仕上がります。温かくても冷たくても美味しく召し上がっていただけますので、残暑の時期にはキリっと冷やして、冬には温ためて、お召し上がりください。

料理レシピ